2009年03月29日

2日目A Kampot州の生産者組合

Takeo州の生産者組合を訪れた後、ライスワインの工場を見学予定だったのですが、CEDACスタッフの勧めにより、Kampot州の倉庫を見にいきました。IMGP1776.JPGこの倉庫は、自然米事業ではなく、ローカル米事業の一貫として、ローカル米の保存のために作られたものです。急に訪れたせいか、周囲には誰もいなかったため、CEDACのスタッフが倉庫のとびらを開けます。中には米がぎっしり・・・一歩踏み出すと、暑い!!急いで作った倉庫のため、ファンや窓が間に合わなかったそうですが、それにしてもあまりに暑すぎて、お米が醗酵してしまわないか心配です。(暑さは伝わりませんが、写真を載せます。)


その後集まってくれた農民の皆さんに話を聞くと、
・リーダーが不在なので、組合の名前やメンバーはよく分からない。(組織化はまだこれから?)
・(化学肥料が高額なので)無肥料で育てた米も混ざっている。(せっかく無肥料で育てても価格は同じ?)
・今年は収穫後に2回、仲買人を通じてベトナムに米を売った。倉庫を作って米が集められたお陰で、個別に仲買人に売っていたときより、交渉力が強まり、高額で売る事ができた。

自然米ではないので、CEDACが買い取ってプノンペンで売るという事業ではいものの、せっかく集めたお米を仲買人を通じた闇ルートで、ベトナムに売ってしまうなんて、納得がいかない気もしました。でもCEDACによると、まずは農民を組織化し、米を集めて売れるようにするということが第一歩、とのことです。
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2日目@ Takeo州の生産者組合(精米所)

2日目は、Takeo州の生産者組合に行きました。ここは、CEDACの支援により精米所を作り、自然米とローカル米の保存、精米、販売を行っています。精米所の隣には、日用品のお店もオープンしています。倉庫には、お米がたくさん積まれています。お米の量にくらべ、ベトナム製精米機は素人の私がみても簡素な様子・・・。IMGP1759.JPG

ここでは最初に、聡子さんがファンドについて説明。皆さん、とても興味深そうに聞き、ファンドへの応援メッセージを頂きました。

次に、ワークショップ形式で、CEDACの自然米事業に関わって良かったことを挙げてもらいました。ペンと模造紙を渡すと、何のファシリテーションも受けずに、どんどんきれいな字で書いていきます。
○食料不足が解消された。
○高額な化学肥料を買わずにすみ、コスト削減になった。
○家が大きくなった。屋根が立派になった。
○養豚や野菜栽培を始めた。
○他の農民や地方の役人との交流が生まれた。
○自然を愛する心が芽生えた。
○米作りの重要性が分かり、農民としての自尊心が高まった。

精米所には、プノンペンの大学を出たばかりの若い男性がいました。英語が話せて、プノンペンでは就職先がなく就職活動中で、オフィスで働きたい、と言っていました。私の中では農業に対する思いが勝手に高まっていたので、オフィスで働いたって面白くない!ここで働きなさい、ここで!と諭したくなりましたが、非常に余計なお世話だと思いました。
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2009年03月28日

1日目B Kompong Speuの生産者組合 続き

昼食と昼寝で元気を取り戻し、次の生産者組合に向かいました。道中、山好きのCEDACスタッフのおじさんが、嬉しそうに霊験あらたかな山の解説などして下さるのを聞きながら、次の村に移動です。

次の集まりでは、CEDACの事業を始めて1年目と3年目の生産者組合の方々に出席頂きました。別のNGOの支援により、住民台帳の作成などしており、とても組織化された印象を受けました。代表者の方がきびきびと、これまでの経緯や、自分達で作ったCEDAC事業の組織図(会員ごとのID番号付き!)を説明して下さいました。中に、一人だけ女性の方がいたのが印象的です。
IMGP1753.JPG



2つの生産者組合を訪れてみて、自然米事業やそれに関わる農民の方々の様子が、よく分かったのですが、同時に沢山の疑問や心配事が浮かんできました。例えば、
・作る米と食べる米は別でいいのだろうか。CEDACの買い取りに頼った、商品作物の栽培になってしまってはいないか。
・来年以降、生産者側は自然米の生産量を増やしたいと言っている。農民との信頼関係を壊さないためにも、CEDACは確実に買い取らなくてはならないが、それにはかなり大規模な資金が必要。必要な資金が大きくなればなるほど、私たちの(少額の)投資のインパクトは相対的に少なくなる。例えば、投資金を○○村の生産者組合からの買い取りに使って欲しい、などと資金の用途を限定した方がいいのだろうか。
・私たちの投資は、自然米事業に参加していない人たちの暮らしにどのような影響を(間接的に)与えているのだろうか。
・CEDACの自然米は、どこまで有機なのか。また、どこまで有機を追求していくべきか。

このような疑問が渦巻いたまま、次の日へと続きます・・・。

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