2013年01月15日

インドソーシャルビジネス最前線 ドリシテ、インターン記 その1

ARUN新年企画として、今月から3回、ARUN LABの高野さんの
インド報告をお伝えします。昨年、インドに滞在した高野さんが
社会的企業として知られるドリシテでの貴重なインターン経験を
綴っています。どうぞ。


はじめまして、ARUN LABメンバーの高野です。
ニュースレター執筆の担当が回ってきましたので、これから数回に分けて、
ドリシテという社会的企業でのインターンの経験を簡単に紹介させていただきます。

去年8月から約3カ月間インドに滞在し、うち2カ月をドリシテ(DRISHTEE)で
インターンとして働きました。ドリシテは北インドの農村地域でマイクロ
フランチャイズと流通のビジネスを行っています。彼らが提供する製品サービスは
マイクロファイナンスや教育、医療に始まり、ヌードルやスナック、ヘアオイルといった
日用品に至るまで多岐に渡ります。「農村コミュニティにニーズがあり、
それが価値を生み出すのであれば何でもやる」、そうです。

設立から12年、これまでに北インド三つの州で5000の村を超える村に進出、
14000人以上の農村部小規模起業家をつなぎ、彼らを通じて約1500万の
農民に製品サービスを提供しています。社会的企業として、ARUNともゆかり
のあるアキュメンファンドオイコクレジットといった社会的投資機関からも
投資を受けています。

今回は修士論文執筆のための研究活動を兼ねており、私が参加させていただいた
プロジェクトはドリシテがこれまで行って来た多国籍企業との連携の経験を
レビューし、今後の連携構築の際に用いることができるフレームワークを作ると
いうものでした。

ドリシテはこれまで数多くの企業、NGO、政府系組織との連携を経験してきました。
マイクロフランチャイズと流通を担うことで広範なネットワークとノウハウを持つ
ドリシテは、パートナーにとって農村地域に進出していくための基盤を補完するために
とても重宝されています。一方で、ドリシテにとっても新しいパートナーとの連携は
農村に新しい価値と職業機会を生み出すものとして期待されています。

ドリシテでの経験は全てが学びでした。インターン期間中、これが
「農村コミュニティ進出のプロフェッショナル」なのだと幾度となく感じました。
それは仕事を通じてコミュニティに進出していく時の洗練されたノウハウに
触れた時だけでなく、何気ない日常的な会話の中で感じる従業員のドリシテの
ビジョンに対する思いの強さからも感じられました。そんなドリシテについて、
私が学び感じたことを中心にこれから数回に分けて紹介させていただきます。
posted by ARUN at 15:48| Comment(12) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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