2012年09月30日

投資先企業創設者がアジアのノーベル賞を受賞

  シンポジウム直前、投資先のサハクレアセダックの創始者コマ氏が、
アジアのノーベル賞といわれるマグサイサイ賞を受賞したというニュースが
入ってきた。まさにARUNが投資先評価の判断にしているリーダーシップや
先見性にお墨付きをもらったようでうれしい。日本では、大分県の平松守彦
元知事などが受賞している。シンポジウム
いよいよ10月6日(土)からである。リンク先から申し込みを。

コマ氏受賞に関する各紙の報道は、こちら。

Ramon Magsaysay Award Foundation(英語)
The 2012 Ramon Magsaysay Awardee-CITATION for YANG SAING KOMA
Inquirer.net掲載記事
 『Cambodian rice expert produces 'more with less'』
Asian scientist掲載記事
 『Six Winners Chosen For Asia’s Nobel Prize, The Ramon Magsaysay Award


posted by ARUN at 15:58| Comment(6) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月03日

カンボジア投資先最新事情−スタディツアー報告−

今日は先日、ご紹介したビジネスコンペティションにあわせて
開催されたカンボジアスタディツアーに参加したTパートナーの
体験記をお送りします。

8月9日から12日にかけてARUNカンボジアスタディーに参加しました。
私自身は2011年末からARUNに投資していますが、今回スタディー
ツアーに初めて参加し、ARUNの投資先や農村を訪問しお話を伺うことができ、
投資先の取り組み状況や課題、農村の現状について理解を深めることができました。

アルジュニでは、CEOであるジェニス氏から、ヘアエクステ事業の現在
抱えている課題や解決のための工夫、社会的インパクト発現のための
取り組みについて話を伺い、ヘアエクステの製造現場を案内していただきました。

髪の毛の買取価格の高騰への対応など課題はありますが、
NGOとの連携により雇用されているカンボジアの若者が、
それぞれの持ち場で活き活きと仕事に取り組む姿が印象的でした。

別の投資先であるフランジパニでは、
ソメティリエットCEOから、カンボジアの
地域住民に恩恵をもたらすホテル業、観光業のあるべき姿や今後の事業計画に
ついて非常に熱心に説明していただき、投資先への理解が格段と深まりました。
また、フランジパニが現在新たに建設中のホテルの工事現場を視察し、
ARUNの投資が、実際に社会起業家のアクションに繋がっていることを
実感しました。
(なお、スタディーツアー中はずっとフランジパニのホテルに宿泊して
いましたが、オシャレ、静か、清潔な本当にすばらしいホテルでした!)

最後にARUN投資先第一号のセダックが支援しているタケオ県の農家組合を訪問し、
サハクレアセダックの取り組み内容について、地域住民の声を聞きました。
短時間の滞在でしたが、セダックの活動が農村の人々の生活と密接に繋がっていること、
セダックの活動により地域の経済活動が活性化されていることが分かりました。
セダックの想いや考えがどのように農村に届き形になっているか、を実感できた
有意義な訪問でした。

今回、スタディーツアーに参加できたおかげで、自分が投資したお金が
カンボジアの発展に微力ながら貢献している(今後貢献するポテンシャルがある)ことを
再認識でき、改めて社会的投資の魅力、やりがいを感じることができました。
同時に、ARUNの投資における「社会性」とは何か、改めて考える良い機会となりました。

投資先の事業が成功し投資金額が回収されることだけがARUNの目的ではないこと。
一方、投資先事業の社会的インパクトを明確な形でイメージし、投資先とARUNとの
間で共有することは意外に難しいこと。だからこそ、投資先の経済的成功と社会的
インパクトの両方を重視するARUNにとって、投資先と投資の検討段階からから
しっかり話し合い、お互いのビジョンを共有し理解し合うことが大切であること。

今回のスタディーツアーは、社会的投資の意義と出資者としての自覚を再認識する
とてもすばらしい機会になりました。スタディーツアーを企画、運営していただいた
皆様本当にありがとうございました。


posted by ARUN at 05:10| Comment(3) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月01日

大きくパワーアップした2回目のカンボジアでのソーシャルビジネスコンペティション

カンボジアで去年冬に続き、ARUN LAB主催のソーシャルビジネス
コンペティションが開催されました。
地元のプノンペン・ポストや日本の
Sankei Bizが記事を掲載してくださるなど、少しづつARUNの活動への理解が深まりつつあることに感謝しています。

今回は、日本から参加したメンバーの国際基督教大学の武田健吾さんが手に汗握る
現場の様子をお伝えします。

8月6日から12日までの一週間、ARUN LABソーシャルビジネスコンペティションが
プノンペンで開催されました。この企画はARUN LABの活動ビジョンでもある社会的投資
の普及・啓発、人材育成を主な目的として行っていて、去年に引き続きカンボジア
日本人材開発センター(CJCC)の協賛のもと、今年で2回目の開催となります。

カンボジア、ミャンマー、日本の学生が混合でチームを組み、社会問題に
フォーカスしたビジネスアイディアを競い合うという内容で、最終日には
100人以上のオーディエンス・ゲストを迎える大きなイベントにすることができました。

このビジネスコンペの大きな特徴は、実地調査やインタビューといった
アイディエーションの時間と、レクチャーやグループワークでのプランニングの
時間という2つの要素を、1週間という短い期間に集中してスケジューリング
していることです。他のビジネスコンペの多くは、1か月や3か月といった長期間の
準備期間を与えられ、合宿やレクチャーを経て計画を立てるといったプログラムだと
思います。

ARUN LABのソーシャルビジネスコンペでは、「何よりもフィールドワークや、
都市部・農村部でのヒアリングを大切にしたい」という1本の柱を持っています。
想像の中で終わるようなアイディアではなく、少しでも現実のカンボジアの社会と
結びつくもの、将来何かに繋がっていくようなアイディアを持ち寄り、競い合うことで、
ARUN LABのミッションに沿った魅力あるイベントになると考えています。

もう1本の柱は、国際交流としての側面です。今回のビジコンではカンボジアから
8名、ミャンマーから2名、日本から10名の計20名が5チームに分けられ1つの
アイディアを作り上げていきました。ソーシャルビジネスという急速に発展、進歩
している分野について、3か国の学生が混合チームを組み互いに経験、関心を擦り合わせ
1つのものを作り上げる。。。まさに疑似国際ビジネスです。

このような形で国際交流の機会を提供できることは、ARUN LABのメンバーとして
非常に嬉しいことです。僕自身、様々なバックグラウンドを持つ学生から刺激を
受けました。自分の輪郭が少しはっきりしたような気がします。1つの共通の関心を
持ち集まった学生の方々は、最後の最後までビジコンを楽しんでくれたように思います。

最終プレゼンの発表会のため、会場のCJCCアンコール・キズナホールに
集まってくれた方は約130名。まだまだ小規模の大会ではありますが、国際的な
ソーシャルビジネスコンペとしてイニシアティブをとって、今後も大きくなって
いけると感じています。

最後に、未熟ながらこのビジコンを1段階進めるお手伝いをさせて頂いたこと、
右も左もわからない状態での運営をサポートしてくれた皆さん、このビジコンを
大きくしてくれた関係者、参加者の皆様に、皆に僕自身も1人の参加者として
感謝の意を表したいと思いますします。ありがとうございました。
posted by ARUN at 18:16| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。