2012年01月15日

社会投資家とセダックのコマ総裁が描くソーシャル・ファイナンスの未来

シンポジウムの最後を飾ったパネルディスカッションでは
カンボジアでARUNの先輩格といえるソーシャルインベスター
オイコクレジットインシィター、そしてARUNの
最大の投資先であるセダックのコマ総裁に
ARUNの功能代表が加わる形で議論が展開した。

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オイコクレジットは現在カンボジアで
マイクロファイナンス機関含む14の社会的企業に投資。
インシィターはカンボジアで5つの社会的企業に投資をしている。

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パネルディスカッションでは、カンボジアの社会的投資家と
社会的企業家が連携をはかりハンズオン支援などの成果が出ているという
成果が報告された。投資の形態を融資でなく株式投資の形にして
企業のガバナンス体制を更に強化したいという投資家側の意向については、
セダックのコマ総裁が現時点では難しいと回答するなど、
まだまだ共に前進するための課題があることも浮き彫りとなった。

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またカンボジアではセダックのようにNGOから株式会社に
展開することで寄付依存から自立を目指す組織が少なくないが、
企業のメンタルセットをどのように改善できるのか、
最前線で課題解決に挑むパネリストからの率直な意見が表明、
共有された。会場に足を運んだ人たちの中にはARUNら社会投資家からの
投資に期待して参加した人たちも少なくなく、質疑応答のコーナーでは
投資する際の基準をはっきりさせてほしいという意見が出た。

他方、投資家サイドからは一般の金融機関と比べて投資条件が緩いという
理由だけで期待しないで欲しいという発言もあり、
カンボジアの社会的投資が理想論から現実性、具体性の段階に
入っていることがはっきりした討論となった。
posted by ARUN at 22:55| Comment(4) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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